また、現役世代の中にも なぜか高齢者向けの政策を支持する人が存在するのも事実です。
どっちも大事だってのはわかってるけど、 個人的には少子化対策より高齢者福祉。
— 政治を変えたい高校生 (@TO_hss2009) May 20, 2025
↑社会の現実がわかっておらず、無邪気に高齢者を応援してしまう子ども

本当に… 日本は大丈夫なのか???

ちょっと日本の現状を考えてみようか。
新宿で飲み明かした日、そのまま中央線最終電車(中央特快大月行き)に乗って爆睡。そのまま立川を越え、八王子を越え…
最終電車なので、もう引き返せません。
民主主義も同様です。
民主主義のルールの上でゲームをプレイしていたのに、すでに終電が出てしまっている。もう引き返せない…
これが「終電仮説」の本質です。
税金で食っている側(公務員、年金受給者、医療依存者など)が全体の50%を超えた社会では、 改革的な政策は必ず潰されます。なぜなら、多数派が損をするからです。

税金で食っている人間をTax Eaterと言う。公務員のような場合を除き、多くは寄生虫のようなものだ。

日本に寄生虫ってどれくらいいるのさ。。、
実際2024年の衆議院選挙では、高齢者向け医療の抜本改革を訴えた音喜多駿氏が 圧倒的敗北を喫しました。

出典:読売新聞オンライン
今の日本はもう終電は出てしまったのでしょうか。いくつかの観点でデータを紹介しましょう。
年金制度改革は50歳以上の人口が政治的なウェイトを占めると進まなくなる2004年9月の国際通貨基金 (IMF) の “World Economic Outlook” のデータを紹介します。
第3章 “HOW WILL DEMOGRAPHIC CHANGE AFFECT THE GLOBAL ECONOMY?” において「50歳超の年長者が政治的な多数派になってしまうと、年金改革の終電が出てしまう」という趣旨の記載があります。