林道途中に通行止めの標識があり、除雪されていない林道は1kmほどラッセルになると思われます。目指す枝沢までは1kmあり、今夜の宿は塩原なので、近場の沢を探すことにしてUターンを決断しました。

安越又川の釣り場へ
私の腕では箒川でのイワナは厳しいと思い、なんとか釣れる可能性に期待して檜枝岐の安越又川へ行ってみることにしました。林道沿いの高低差の少ない下流域に期待し、若き日の釣行を思い出しながら向かいます。
林道は通行止め
R352を右折し、居平の集落から林道へ入ろうとしましたが、雪の壁で通行止め。今回は数日前の雪で、昨年より雪解けが遅れているようです。

6月の渓に期待を寄せ、塩原温泉・箒川へ向かうことに。女将にお願いしていた「シャク(山人参)」の炊き込みむすびをほおばりながら、早春の南会津を出発しました。
塩原・箒川釣行に備える
峠のトンネルを越えて山を下ると、塩原温泉が箒川沿いに並び、春の里川らしい雰囲気が漂います。上流部は穏やかで、南会津の渓相とのギャップを楽しめそうです。
雪の消えた川原は開けていて、小さな堰のまわりには釣り人の姿も。コンビニで明日の入漁券を購入し、状況を尋ねた後、釣り人のもとへ行ってみました。

箒川の攻略法を地元釣師に聞く
釣果を見せてもらうと、尺ヤマメを含む20〜25cm級が10匹ほど。解禁4日目で魚がスレており、イクラやブドウ虫では食わないとのこと。解禁日は大混雑で、駐車スペースもなかったそうです。
彼は翌日は来ないとのことで、生きた川虫「ドブチョロ」を譲っていただき、クーラーの雪を使って保管することに。宇都宮から来たという彼にポイントも教えていただき、ありがたいスタートになりました。
