明らかに衰退期に入った現代アメリカで世界を敵に回した高額関税を実施すれば、アメリカは確実に没落するでしょう。

ふたつ目は、アメリカで最も歴史のある株価指数、ダウジョーンズ工業平均株価が、金に対する相対価格で見ても、125年続いた抵抗線にここ3年ほどで何度か激突し、1929年そっくりのパターンを示していることから見ても、大暴落の兆候を示していることです。

結論として、米国債、米株、米ドルの一斉暴落がその他全世界にとって福音となることを、私は確信しています。

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なぜ企業CEOと金融業界出身者は大統領や重要閣僚に向かないのか? ついに始まったアメリカ株大崩壊 後篇 ついに始まったアメリカ株大崩壊 中篇 ついに始まったアメリカ株大崩壊 前篇 エリート政治の次に来たのは、モブ(暴徒)支配

編集部より:この記事は増田悦佐氏のブログ「読みたいから書き、書きたいから調べるーー増田悦佐の珍事・奇書探訪」2025年6月9日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は「読みたいから書き、書きたいから調べるーー増田悦佐の珍事・奇書探訪」をご覧ください。