大きな船に6名で満船なのはその辺もあるのかな……などと考えていたら、カツンと当たったが食い込みは無かった。因みにアタリがあっても合わせてはダメで、そのまま巻き続けるかよりゆっくりと巻き、ロッドが突き刺さるまで我慢するらしい。もどかしい……。せっかちなタイプにとっては、忍耐の釣りだ。
ビニールのカラーを変更
朝イチには数多くの遊漁船がひしめいていたが、どこも釣れた雰囲気がないままポイントを移動。沈船という沖の深場へ移動した。水深80m程度のポイントで、その名の通り大きな船が沈んでいるらしい。水深は深くなったが、オモリは30号のままとの事でオマツリが酷くなるのでは思ったが、船長の操船技術と潮の加減で気になる程ではありませんでした。沈船でもアタリはなく、船長によると潮が澄み過ぎているらしい。

澄潮にはブルーが良いとのことで、足元のカゴからブルーのビニール片にチェンジ。細長いビニールの太くなった方の端っこにチョン掛けするだけ。6本中3本をブルーに変更しました。
待望のマダイが船中顔出し
何度も潮上に戻り流し直している内に水深55~60mに反応とアナウンス。同時に右舷ミヨシで待望のアタリ。これは針掛かりしなかったが、Nさんにヒット。続いて左舷ミヨシでもヒットと連発した。チャンス到来と思うが、どうもオマツリしたようだ。急に重くなった。ミヨシの釣人のファイトと併せて巻き上げた。
船長がオマツリを解いてくれて無事にキャッチされたのは、40cm級の綺麗なマダイ。Nさんは60cm級を仕留めて満足げなお顔。羨ましい。調子付いたNさんは2匹目のマダイを仕留める。
筆者に43cm大型アジ
水深80mなので高仕掛けの長さを考慮するとカウンターで50m位まで探ったら良いのかと考えながら巻き巻き……。ククッとアタリがあったが、知らん顔して巻き巻きしているとギューとロッドに乗ってきた。緩めのドラグなのでなかなか上がってこないので、ドキドキタイムが長い。ドラグを締めそうになる指を押さえ込んで、やっとリーダーをキャッチ。高仕掛けを手繰り上げる。