船長に初めてですというとポイントや釣り方、ビニール片の付替えなどを親切丁寧に説明してくれた。また、左舷ミヨシの常連さんも非常にフレンドリーで教えて頂きました。
仕掛けの扱いに苦戦
4時半に各遊漁船が一斉に出船、ポイントを目指す。車中でNさんから釣り方について散々レクチャーを受けていたが、渡された高仕掛けのセットの仕方が分からない。仕掛けの上端をリーダーに接続するのが普通だが、渡された高仕掛けは明らかにオモリ(最下部)から解くように巻かれている。どうするのこれ……?

聞けば良かったのだが、移動中なので躊躇ってしまった。悩みながらオモリから解いて幹糸を足元に垂らしつつ、船縁のマグネットに針を付けながらスナップをリーダーに接続したが、これは間違い。ポイントに着いてからオモリを海中へ落とし、仕掛けを解いていって最後にリーダーに接続するらしい。私のやり方だと仕掛け投入時に下から幹糸が出るためオマツリになるのだそうだ。この後も仕掛けの長さに苦戦、幹糸を踏んだり針がどこかに引っ掛かったりとまぁもどかしいこと、この上ない。

常連さんから足元のカゴと2枚のマグネットの使い方を手ほどきいただき、この釣りは糸捌きに慣れることが肝心なので、頑張ってくださいと励まされた。釣り以前の問題である。
釣り方のコツは「忍耐」
最初はオコゼと呼ばれるポイントだったが、アタリはない。釣り方は、オモリが着底したら巻くだけ。早さは、船長によるとスローがお勧めらしく2秒で1回転ぐらいが良いとの事。やってみるともどかしい程に遅い。また、潮が速くオマツリになることも多く、そのたびに船長が駆けつけてくれる。私が慣れていないと言う事もあるが、そもそもくそ長い6本針仕掛けを操るわけなので、着底直ぐに巻き上げているのだが、何度も繰り返している内に隣とオマツリになるのはやむを得ないように思える。