入門にオススメなのがサオ先からハナカン、逆バリまでセットされた市販パーフェクト仕掛け。これに掛けバリをセットするだけだ。仕掛けの全長はサオの長さに合わせて、天上イトで調整する。

「アユ釣りシーズン開幕!」友釣りの基本をおさらい【タックル・仕掛け・ポイント・釣り方】パーフェクト仕掛けがおすすめ(提供:週刊つりニュース中部版 渡邉敦)

掛けバリの種類は、迷うほど多い。ハリは大きく分けて3本イカリと4本イカリ、ハリ先がシワリタイプとストレートタイプがある。シワリは掛かりは遅いがバレにくい。ストレートは掛かりは早いがバレやすい。

3本イカリはキープ力に優れ、4本イカリは掛かりの早さに優れる。選択は好みで良い。私は3本イカリを使うことが多い。初心者には早掛けタイプより、バレにくいキープ力のあるハリがオススメ。やはり難しいのは、掛けた後の取り込み。ここで確実に取り込み、オトリ循環させないとその日の釣りが成り立たなくなってしまう。

私のオススメはがまかつT1要R6.5~8.5号、がまかつT1刻R6.5~7.5号。

トモ釣りの流れ

釣行河川を決めたら川へ行き、オトリと遊漁券を購入。アユ釣りをする場合、必ず遊漁券が必要だ。漁協や釣具店、オトリ店で販売している。日券、年券があり、よく通う川なら年券がお得だ。

オトリ購入は2~3匹が一般的だが、最初は4~5匹購入した方が安心だ。その際に釣れている場所やサイズ、当日の状況を聞いておこう。

オトリ缶にオトリを入れたらいよいよ釣り場にGO。川に降りる前に橋の上や土手など高い場所から川の様子を見よう。じっくり観察して野アユが確認できれば、そのポイントを狙ってもいい。

ポイント

トモ釣りのポイントを紹介しよう。

平瀬、背開き

ほどよい流れで水深もヒザぐらいから腰の高さぐらい。最初のオトリ交換にベストで、流れが緩くオトリも弱りにくい。

早瀬

流れが比較的速いエリア。水深は平瀬と同じぐらいだが、オトリを安定させるのが難しく最初のオトリ交換は難しい。

急瀬