また、上司に質問しやすくなるため、入念に確認を繰り返すことも可能です。

それに加えて、コミュニケーションが活発になることで、返信スピードも上がり、仕事をスムーズにこなせるようにもなっていくでしょう。

その結果として、組織全体のパフォーマンスも大きく向上します。

メリット3.マネジメントの工数が削減される

マネジメントの工数が削減されるのも、一体感が組織にもたらすメリットとして挙げられます。

前提として、現代のマネージャーの多くが、残業に追われています。

近年はパワハラ問題やブラック労働問題があるため、部下に仕事を押し付けづらく、自分だけで仕事を進めてしまうマネージャーが増えているためです。

その中で、一体感のある組織であれば、主体性の高い従業員が率先して仕事に取り組むようになるため、マネージャーの業務量が減っていきます。

メリット4.新しいアイデアが生まれやすくなる

一体感のある組織では、新しいアイデアが生まれやすくなります。組織内のコミュニケーションが活発化し、主体性のある従業員が増えるためです。

そもそもアイデアは、何かと何かを組み合わせることで誕生することがほとんどです。

それぞれの従業員が持つアイデアを組み合わせるだけで、画期的なアイデアになるケースは珍しくありません。

一体感のある組織では、いくつもの化学反応が発生し、新しいアイデアが生まれやすくなるのです。

組織で一体感を生み出し高めるための方法・ポイント

組織で一体感を高める方法・ポイントとしては、以下の7つが挙げられます。

ビジョンや経営理念を決める 情報共有を徹底する 社内イベントを増やす コミュニケーションを取りやすい環境を作る チームや部署ごとにノルマを設定する 感謝を送り合える環境を作る 長期スパンで一体感を高めるようにする

それぞれ詳しく解説していきます。

ビジョンや経営理念を決める

組織で一体感を生み出す方法として、まず挙げられるのが「ビジョン」や「経営理念」を決めることです。