一体感のない組織で起こりがちなこととしては、以下の5つが挙げられます。

従業員のモチベーションが低い チャレンジ精神が育まれない コミュニケーションミスが増える 指示待ち人間が多い 共通の目的がない

それぞれ詳しく解説していきます。

従業員のモチベーションが低い

一体感のない組織で起こりがちなこととして、従業員のモチベーションが低いことが挙げられます。

「頑張っても報われない」と考える従業員が多くなるためです。

モチベーションが低い従業員は、精力的に仕事に取り組むことができず、パフォーマンスが低下します。

当然、これは組織の生産性や業績に悪影響を及ぼすでしょう。

また、モチベーションの低さは組織内で伝播します。そして、さらに組織の一体感が低下する悪循環に陥ってしまうのです。

チャレンジ精神が育まれない

一体感のない組織ではチャレンジ精神が育まれません。

そもそも「何かにチャレンジする」という行為は、見方を変えれば「余計な行為」です。

特別なことをしなくても給料がもらえる環境で「チャレンジする」には、一定のモチベーションが必要になります。

一体感のない組織では従業員のモチベーションが低い傾向にあるため、難しい課題に取り組んだり、高いノルマを目指したりすることが無くなってしまいます。

コミュニケーションミスが増える

コミュニケーションミスが増えることも「一体感のない組織」の特徴として挙げられます。

なぜなら一体感のない組織は、そもそものコミュニケーションの量が落ちてしまうからです。

特に現代はリモートワークが当たり前になっているため、これまで以上にコミュニケーションの量を増やさないと、十分に情報を共有できなくなる可能性があります。

それに加えて、上司に質問しづらい雰囲気になってしまうのも「一体感のない組織」のデメリットです。

指示待ち人間が多い

指示待ち人間が多くなることも「一体感のない組織」として挙げられます。「組織のために頑張ろう!」というモチベーションがほとんどないためです。