従業員の離職率低下のため、一体感が求められている側面もあります。
近年は転職が当たり前になっているため、従業員が「ここは合わない」と思ったときに、すぐ離職するようになりました。
その中で組織の一体感を作り、従業員のエンゲージメントを高めることができれば、従業員がふとしたきっかけで離職しづらくなります。
理由4.忠誠心が強まるから忠誠心が強くなることも組織の一体感が必要な理由として挙げられます。
先ほども述べた通り、転職が当たり前の現代社会では、企業に対する忠誠心が弱くなっています。
忠誠心が弱くなると、離職率が上がるだけでなく、モチベーションが低下して生産性に悪影響を及ぼす可能性があります。
パフォーマンスを維持するためにも、組織の一体感が求められているのです。
理由5.主体性がない若者が増えているから組織の一体感は、昨今増加している主体性がない若者に主体性を取り戻させる目的でも注目されています。
現代の若者は「失われた30年」の中で生きていることもあり、「どんなに頑張っても意味がない」という半ば諦めのように仕事に取り組んでいるケースが見受けられます。
その中で組織の一体感を強めることで、若者がモチベーションを取り戻し、主体的に仕事を進められるようになるのです。
理由6.パフォーマンスが向上するから以上の5つの理由からも分かるように、現代社会では社員のパフォーマンスが落ちてしまう原因がいくつも存在します。
しかし組織の一体感が高まることで、個人のモチベーションや生産性が上がり、組織全体のパフォーマンスが向上することも¥は珍しくありません。
パフォーマンスが向上すれば、当然のことながら、企業の業績も向上します。
「ヒト」には無限大の可能性があり、従業員のポテンシャルを引き出すだけで、企業の未来が大きく変わります。
そして、そのために必要な要素の1つが「組織の一体感」なのです。