新たに導入された「戸籍電子証明書提供用識別符号」は自分の戸籍電子記録の証明情報を提供するための16桁のコードで、役所窓口やオンライン申請時にこのコードを伝えることで、紙の戸籍謄本を提出する代わりに戸籍情報を共有できる> ↓わたしの戸籍情報でした。
この識別符号はマイナポータルからも発行申請が可能で、発行後3か月間有効となります。現在対応する行政手続は順次拡大中ですが、例えばオンラインでのパスポート申請時にこのコードを入力すれば、戸籍謄本の写しを別途提出する必要がなくなります
婚姻届も出生届もパスポートの申請も更新もマイナポータルからできるようになる
マイナポータルはすでにこのようになっています。
マイナポータルは運転免許証更新のオンライン講習や、基本情報の自動変更、本籍のオンライン変更など、運転免許関連のサービスに利用できます。2025年3月24日から「運転免許(マイナ免許証)」の機能が提供開始され、マイナポータルとマイナ免許証を連携することで、これらのサービスを利用できます。すごい。
免許情報の確認:マイナポータル上で自分の運転免許情報を確認できます。 オンライン講習の受講:運転免許センターで受講する更新時講習を、オンラインで受講できます。 基本情報の自動変更:住所変更などの際に、運転免許証の基本情報を自動的に変更できます。 本籍のオンライン変更:運転免許証の本籍情報をオンラインで変更できます。
夫婦選択姓別姓は戸籍とは全く関係無い
「選択的夫婦別姓を導入すると戸籍制度が壊れる」そんなトンデモをいうネトウヨがいます。
確かに、戸籍制度は日本独特の家族登録システムです。しかし結論から言えば、選択的夫婦別姓によって戸籍制度が壊れることは100%ない。 むしろ、社会の現実や制度の仕組みを見れば、その心配は根拠がないことがわかります。
古いイメージの「戸籍」と現在デジタル化された「戸籍制度」の違いも具体的に比較してみようと思います。