■未確認の人物

 アンバー・ドーンは、1997年に米ワシントン州イナムクロウにあるアパートに引っ越した。入居初日の夜、彼女は屋根裏部屋から聞こえる足音に気づいた。彼女は大家へ足音について質問したが、大家は「リスが侵入しただけ」と言って彼女の話を聞こうとしなかったという。

 入居してから数カ月後、彼女は部屋に置かれているアイテムがわずかに移動していることに気づく。アンバーは合カギを持っている兄の仕業と考えていたが、とある日の入浴中に屋根裏部屋の扉が開いているのを目撃してしまう。彼女はすぐさま服を着ると、家から逃げるように飛び出して警察に通報。駆けつけた警察は屋根裏部屋をくまなく探したが、人影は見当たらなかった。しかし、その部屋には食べ物や本、寝袋が置かれていたという。警察はアンバーの家に住み着いた人物の手がかりを追っているが、いまだに犯人は捕まっていない。