例えば、なんか万博関連でいえば「2億円トイレ」みたいな話が話題になってましたが、以下のウェブサイトが詳細にファクトチェックしてくれてますが、大した問題がある話ではない部分をかなり無理矢理批判に結びつけて騒いでいる感じなんですよね。

平方メートル単価に直すと「一般的な公共トイレ」よりも大幅に下回る水準でしかなく、かつ万博終了後に解体する費用込みの入札であるために少しチープに見えるものになっているということなんですね。

「電通的な存在が盤石に差配してくれてる」状態なら、無理筋でも批判できればいいみたいな話で良かったんですが、誰も責任取れなくなってきてるなら、むしろ真剣に「どうしたら良くなるのか」を自分ごととして考える責任があらゆる人に生まれつつある現状があるということなのだと思います。

6. 「電通・吉本・自民党」型の「全部お任せしてれば盤石」モードが解体されたのは良いこと。でもその分生まれる責任に向き合う準備がこれから必要

繰り返すように、「電通・吉本・自民党(あとは霞が関?)」が全部ほっといたら何とかしてくれる時代じゃなくなったのは、良い面もあるはずですよね。

彼らは「盤石に破綻させずに」回す能力はすごくあるけど、大きな時代の変化に対応して色々と大きな組み換えが必要な課題はほったらかしになりがちだし、ある種の「マイノリティ」属性の人の活躍の場が絞られてしまいがちみたいな課題もある。

特に大きな課題だな、と思うのが、日本における「ガチの研究開発費用」的な部分の投資が細っている部分で・・・