今まで日本ではそこは「電通」が一手にやってたので、他の会社にあまり経験が溜まってなくて、その「頼りの電通」が抜けたのでグダグダになってしまったらしい。

上記のニュージーランド人も、電通(電通”省”ww)が関わってないことが理由では?みたいな話してましたがw

この人↑は同じスレッドで「2019年のラグビーワールドカップ日本大会は最高のイベントだった」って言ってましたけど、その頃まではこういうイベントは電通がガッツリとコントロールして司令塔として差配してたから上手く行ってたんですね。

東京五輪も、電通がめっちゃ関わってたので、コロナ関連の大混乱はあったけど概ね諸外国からは高評価な運営だったですよね。

要するに、

今の混乱は「2019年ぐらいまでの日本が何かやるとなったら一丸となって強引に実現させていたメカニズム」が色んな批判にさらされてグダグダになっちゃったんだけど、さりとて「その次」をどうやって回していけばいいのか誰もわかってない状態・・・みたいな現象

…なのだという見方ができると思います。

5. 「土俵際で責任持ってくれる存在」を全員引きずり下ろしたら誰も責任取れなくなった状態をいかに乗り越えられるか?

じゃあだからといって、電通の汚職をそのままにしておいて良かったのかとか、そういう話でもないわけで、批判によって「今までの日本社会の中心だった勢力」が徐々に道を明け渡す感じになってる事自体は、まあしょうがない側面もあったと考えるしかないのだと思います。

そのことのポジティブな面も明らかにあるはずなので。

とはいえ、そういう「今まで最後の土俵際で責任持ってくれてた存在」を引きずり下ろしたのだから、それを批判していた側が今度は「土俵際で責任持つ存在」になっていかないといけないんだけど、まあ現状まだそういう機運ができてないので、なんかどんどんグダグダになってしまっているところがある。