あと、僕はTwitter(x)見ながら「今ここ空いてるよ!」「ここのレストラン待ち時間短くて美味しいよ!」とかいう情報をリアルタイムで拾って、それに応じて動いてたんですが、そういう情報ソースがないと「あまりにもわけがわからなすぎる」状態のまま終わってしまった可能性はあるなと思います。
その他、僕は全然入れなかったので、今のところ判断保留ですが、「日本のパビリオン」が最先端技術の展示という意味で物足りないという批判はさっきのツイートを含めて外国人を中心にちらほら見ます。
そういう「ガチの技術開発」への開発費投入が劣後しかかってるのに、万博みたいな巨大イベントに金使ってる場合か?というのは確かに考えるべき課題としてあるはず。
4. グダグダになったのは「電通」が関わって”ない”からだという意外な因果関係
ただ、なぜ大阪万博は運営がグダグダなのか?を深堀りしてみると、ものすごい意外なことがわかってくるんですね。
大阪万博が混乱してるのは、単純化して言えば
「電通」がちゃんと手掛けてないから
…だそうです。
これは、この記事冒頭で紹介した、「ガチの万博反対派」的な立場の人が集まって書いたこの本に詳細に書いてあったことなんで逆に信憑性が高いなと思うんですが。
東京五輪関連の汚職事件とかで電通がこういう大きなイベントごとからできるだけ手を引く方針になり、さらに吉本興業も、松本人志氏に関する問題とか、その他色々の件があって関与が及び腰になり、さらに経産省出身の役人でこういう分野に造詣が深くてやる気があった人もちょっとした「文春砲」で排除され・・・となったことで、
こういうメガイベントをやったことがない素人集団だけがポツンと残された
…感じになってしまっていたらしい。
こういう国際イベントってありとあらゆる各国の事情を汲み取りつつ、パビリオンを各国が建てる時の法律問題の処理や建設会社の紹介や、経済的にそれほど余裕がない国向けのフィナンスの手当や、メディアを巻き込んだ周知キャンペーンの積み上げや・・・と「その道の経験」がないととてもちゃんとこなせないタスクが山積みらしいんですが・・・