私が今月行った時には万博の「日本によるパビリオン」は全然見れなかったので個人的な判断は保留ですが、「最先端技術の展示」としては少し見劣りするものだった・・という評価をしている外国人の感想がチラホラある部分が気になる。
万博会場への自動運転バスも、トラブルが色々あるらしい空飛ぶクルマも、アメリカのシリコンバレーや中国の一部なんかでは「ガチの実用化」段階にあるものも多い一方で、関西万博はなんか「デモ機」レベルな上に色々トラブルが起きているらしいし。
世界中で「ガチの人間型アンドロイド」が工場に実戦投入されるかどうか、という話が現実味を帯び始めている時に、マツコ・デラックス型のロボットがウネウネ動いている研究でいいのか?、みたいな批判については、(繰り返すように僕は6月に再度訪問して実際見るまで判断保留ですが)考えるべき課題ではあると思います。
これは私の新刊『論破という病』でも、ロボット技術の蓄積がある日本が今ちゃんと踏み込んで投資すべきタイミングなんだという話をしていた話題なんですが・・・
この「マツコ・デラックス型ロボット」、日本人訪問者の評価は「超高い」ことが多いんですけど・・・
大阪万博、石黒浩館はマジで見た方が良いと思いました、突出してた #EXPO2025 pic.twitter.com/KeSU0CcitQ
— 市原えつこ / Etsuko Ichihara (@etsuko_ichihara) April 22, 2025
この方↓は日本人と結婚して日本在住のフランス人記者の方ですが、かなり批判的な投稿をこのパビリオンに対して連続でアップしてます。
「大阪・関西万博の石黒氏のパビリオンがすごい」と高く評価する日本人が多いですが、私と他のフランス人記者やAI専門家はすごく違和感を覚えて、こんな未来は嫌だと思った。文化の違いなのか?石黒氏のパビリオンは科学パビリオンと思わないし、ロボットは何がすごいか分からないし、20年前の石黒先… pic.twitter.com/AScwVaOGRa
— 西村 カリン (Karyn NISHIMURA) (@karyn_nishi) April 23, 2025