吸血鬼映画監督の悲劇 – ムルナウの頭蓋骨と悪魔崇拝

(画像=画像は「Wikipedia」より,『TOCANA』より 引用)
ドイツの映画監督F・W・ムルナウは、ブラム・ストーカーの『ドラキュラ』を原作としたサイレント映画の金字塔『ノスフェラトゥ』で最もよく知られている。彼は1931年、カリフォルニアでの自動車事故により、わずか42歳でこの世を去った。
ムルナウはベルリン近郊のシュターンスドルフ南西墓地に埋葬された。しかし、彼の代表作であるホラー映画の影響か、その墓は次第にオカルト信奉者たちを引き寄せるようになる。
そして2015年、ついに墓が荒らされ、ムルナウの頭蓋骨が盗まれるという事件が発生した。現場にはロウソクの痕跡が残されていたことから、悪魔崇拝者たちが何らかの闇の儀式を行ったのではないかと推測されている。盗まれた頭蓋骨は現在も見つかっていない。