長期金利で言うと、従って1%割れは遠く、一方で本ブログが置いて行かれた1.6%もやはり間違っていたということになる。関税経済で市場ベースのインフレ期待は低下しており、その結果2020年以来はじめて日本の長期実質金利はポジティブになった。

今後30年のインフレに余裕で勝てそうな、2005年以来の水準まで上昇した日本の30年国債金利は更に間違っており、これは米国のトリプル安と同様、混乱からのセンチメント回復と共に修復される類いの値動きであると思われる。

編集部より:この記事は、個人投資家Shen氏のブログ「炭鉱のカナリア、炭鉱の龍」2025年4月24日の記事を転載させていただきました。