ワカサギ釣り用のオモリは、底部に下バリを追加するためのハリスどめが付いているのが特徴です。

重たいオモリがひとつあれば、どこでも底取りができるだろうと考えてしまいますが、オモリがドスンと着底するとワカサギが逃げてしまうことがあります。

そのため、水深7mなら7g、水深10mなら10gといった具合に、水深に合わせられるよう何種類か用意しておきました。

足漕ぎカヤックフィッシングでワカサギ123匹【山梨・河口湖】海釣り派もハマる面白さ!水深でオモリを使い分ける(提供:TSURINEWSライター・福永正博)

5. 魚探は必須

カヤックワカサギ釣りの必需品といえる魚群探知機は、「ホンデックス PS-611CN」。といっても、普段カヤックフィッシングで使っているものを装着しただけですけどね。

外海から内陸部の河口湖まで、等深線があらかじめ記録されているので、初めての釣り場でもカーナビのように水深がわかってポイント探しに大活躍します。
当然ですが、ワカサギの群れもバッチリ映し出してくれましたよ。

足漕ぎカヤックフィッシングでワカサギ123匹【山梨・河口湖】海釣り派もハマる面白さ!ワカサギの魚影を確認する(提供:TSURINEWSライター・福永正博)

ワカサギ釣りでの足漕ぎカヤックの利点

ホビーカヤック・アウトバックは、足でペダルを漕いで推進力を生み出し、手元のレバーをクイっとひねりラダーを動かして方向転換します。

そのため、移動時にパドルを使わないことや、両手が空いた状態で釣りができるのが特徴です。ワカサギ釣り目線で足漕ぎカヤックのメリットを見てみましょう。

竿を手に持ったまま移動できる

両手でパドルを使う手漕ぎカヤックの場合、ポイント移動時はどうしてもタックルをカヤックの上に置く必要があります。

そこで厄介なのが仕掛けの取り扱い。メタルジグをひとつぶら下げているだけなら何ら問題ありませんが、ワカサギ釣りの仕掛けはハリが多くてハリスも極細なので要注意。

ちょっと油断するとあちこちにハリが刺さってしまい、手返しが悪くなるだけでなく、最悪の場合は仕掛けをダメにしてしまいます。