意地でもワカサギを釣りたい第2ラウンドは4月5日。「河口湖を一周してでも、ワカサギの群れを見つけるまで漕ぎ続けるぞ!」と覚悟を決め、汗をかかないように前回よりも薄着でホビーカヤック・アウトバックに乗りこみます。

とはいえ、無闇に移動ばかりしても体力がもたないので、まずは迷惑にならない範囲でドーム船の近くに行き、どうにか最初の1匹を狙います。

釣果情報が良好なドーム船のおこぼれを狙っていく他力本願な作戦ですが、この際ズルいとかカッコ悪いとか気にしていられません。

まさかの1投目でワカサギヒット

出艇してから300mほど漕いで、河口湖大橋の下にあるドーム船付近に到着です。手始めに、オモリの重さが合っているか仕掛けを落としてチェック。オモリは9gで大丈夫だと確認しました。

そして、「よし、ここからが本番開始だな」と意気込んで仕掛けを回収してくると……なにやらキラリと光るものが⁉︎

「あっ、釣れてる……。」

なんとも呆気なく、アタリを感じることもなく、待ちに待った記念すべき1匹目は釣れたのでした。

足漕ぎカヤックフィッシングでワカサギ123匹【山梨・河口湖】海釣り派もハマる面白さ!初めて釣れた記念すべき1匹目のワカサギ(提供:TSURINEWSライター・福永正博)

過程はどうあれ、ようやく待望の1匹に出会うことができ、うれしいというよりもホッとした気持ちを噛み締めながら、しばし小さなワカサギの姿を観察。

カラバリで釣れる

7本のハリのうち一番下に掛かっていることから、ワカサギは湖底付近にいたと推測され、エサ無しの状態だったことからカラバリ(空針)でも釣れることが確認できました。

カラバリで釣れたのは朗報です。なにしろ、たくさんのハリにひとつずつエサを付けるのは大変なので、ワカサギ釣りをするにあたって面倒だなぁと感じていた部分だからです。

ワカサギ連発で100匹超え!

用意してきた紅サシは、ニオイで魚を誘うため一番上のハリだけに付けて、手返し重視のカラバリ仕掛けを落としていきます。