何度かくり返しお伝えしたように、これまでは米株と米ドルが同時に下がっても、米国債金利の低下(=価格の上昇)が逃げ場となっていたのですが、「解放の日」以降はその逃げ場がなくなったのです。
このシリーズ最終回になる後篇では、ベーシス取引解消のインパクトと、米株市場を牽引してきたマグニフィセント7(壮麗なる7社)がマリグナント7(悪性腫瘍7社)に転落した経緯を中心に書き進み、最後に日本が果たしうる世界史的貢献を説明させていただく予定です。
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ついに始まったアメリカ株大崩壊 前篇 「妹の力」を解放せよ! そうすれば高度経済成長は回復できる 奴隷制と人身売買の歴史 エリート政治の次に来たのは、モブ(暴徒)支配 『米国株崩壊前夜』その後
編集部より:この記事は増田悦佐氏のブログ「読みたいから書き、書きたいから調べるーー増田悦佐の珍事・奇書探訪」2025年4月16日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は「読みたいから書き、書きたいから調べるーー増田悦佐の珍事・奇書探訪」をご覧ください。