実際に新型コロナワクチンの副作用については、言論規制があったことをフェイスブックやインスタグラムを運営するメタ社のマーク・ザッカーバーグ氏は1月に認めた。こうした事実が明らかになるのは、トランプ政権誕生がもたらした成果と考えている。
彼はインタビューで「コロナワクチンに関して、たとえ事実であったとしても、副作用の情報は削除するよう、バイデン政権から相当な圧力があり、基本的に取り下げなければならなかった」と、バイデン政権から言論規制の強い圧力があった事実を明かしている※63)。
この重大な話は、日本では残念ながらあまり話題になっていない。またメタ社は、「ファクトチェック」という名のもとに行われる言論規制が「政治的に偏り過ぎていて、異なる考えを持つ人々を締め出すために使われるようになってきた」とした上で、「言論の自由を取り戻すため」に、これらファクトチェック機能を取り止める決定をした※64)。トランプ氏はメタ社の方針転換を歓迎し、バイデン氏は批判をしている※65)。
マスク氏は、ツイッター(現X)が当時は検閲と情報規制をしていたことに嫌気が指し、言論の自由を取り戻すためにツイッター社を買収したことを明かしている。バイデン政権がメタ社に相当な圧力をかけていたのであれば、恐らく旧ツイッター社に対しても同様であっただろう。
マスク氏はハッキリとして口調で、「アメリカにおける言論の自由を守るために、私はXを買収した。そして、それが稼ぎを減らすことを意味するのであれば、それで構わない」とインタビューで語った※66)。
言論の在り方について、バイデン氏が目指すところと、トランプ氏やマスク氏が目指すところの、どちらの空間に読者の皆さんは住みたいだろうか。私は迷うことなく、トランプ氏とマスク氏が思い描く言論空間を選ぶ。
因みに、ザッカーバーグ氏が自社の社員向けに新型コロナワクチンに注意するよう呼びかけた動画が流出し、前出のプロジェクトヴェリタスが2021年2月に公にしたことがあった※67)。動画内で彼は「私はこのワクチンについて注意を促したい。人々のDNAやRNAを基本的に改変することによる長期的な副作用については、まだわかっていないのだ」と語った。