そこで上記の仙道くんの話になるわけですが、このセリフは、「自分はチームの主役じゃなくていい」と悟ってブロックを連発するビッグマン魚住選手に触発されて、仙道くんが「じゃあ自分は」点を獲ることに集中してってやる、というシーンですよね。
そんな感じで、「現場で頑張れる能力」と「ビジネスモデルを工夫して収益をあげる」とか「その魅力を発信してわかってもらう」とか、そういう「全く違ったカルチャーが必要な機能」を、「それぞれの役割分担」だと理解して連携していく文化をこれから作っていくことが大事なんですよね。
お互いが自分のビジョンを通す時に、「別の文化」を持ってる仲間のカルチャーを壊さない形で協業する仕組みを作っていく必要がある。
例えば、「ビジネスモデルを工夫して」っていう経営面だけじゃなくて、「どうやって魅力をわかってもらえるか」っていうのも大事な「カルチャーギャップを超えた連携」が必要な領域ですけど・・・
実は、今回の「庄内マクドの魅力を知らしめた」のは、ラジオパーソナリティで作詞家でコラムニストで・・・というジェーン・スーさんという人の以下のポストが始まりなんですね。
これは真面目な話なんだけど、大阪庄内駅降りてすぐのマクドナルド、シェフを呼んでくださいって言いたくなるくらい美味しかった。カコイチ。
— ジェーン・スー (@janesu112) July 30, 2022
ツイートするだけじゃなくて、自身の担当するラジオ番組でもちょいちょい推してくれてたようです。
ジェーン・スーさんは「こういう事ができるタイプの特殊なインフルエンサー」ですけど、でも「インフルエンサー文化」と「地道に頑張る現場力」ってこのインスタグラム全盛時代にはちょっと食い合わせ悪いところもあるじゃないですか。
以下↓はたまたま「インフルエンサー」さんが自分のファッションアイテムを出すにあたって実働を担当する役の人たちに対して結構ヒドイ扱いをしてきてカチンと来たっていうかなりバズってたツリーですけど(クリックすると全文読めます)、こういうカルチャーギャップは普通に沢山あった。