だから、そこら辺に「チェーン店だが当たり店舗」はチラホラあるんだけど、普段気づかれずに放置されてる可能性は結構あると思います。

例えば自分は10年前ぐらいに少し田舎のロードサイドのスタバに入ったら「メチャクチャ美味しい!」と思って、しばらく近くに行く用事があるたびにわざわざ通ってた事があります。

スタバがコンビニぐらいにありふれたものである地域と違って、「その地域にスタバが来てくれた!」的なスペシャル感が生きてる地域の方が、一個一個のマニュアルを丁寧にやって美味しく淹れようと思ってくれる確率が高い気がする。

同じことが田舎のコンビニでもあって、コンビニに対して「東京から来た最新文明の派出所」みたいな印象があるぐらいに僻地のコンビニは、なんかオペレーションに気合入ってるっていうか、清掃も行き届いてるし店員さんもキビキビとプライド持って働いてくれてる感じがある。

まあそういう「特別な条件の特別な店舗」の話だけでなくとも、例えばアメリカなんかと比べると、日本はこういう「普通の店」でもちゃんと掃除も接客も行き届いていてしかも安価・・・という環境を享受してこれたのは間違いない。

そしてその日本のそういう環境は、「現場で働いてる人の主体的なオペレーション」がすごいしっかりしてることに支えられてきたのもほぼ間違いないわけですが、ただしそういうのってこれからも維持し続けられるのか?っていうのは最近結構真剣に考えなくちゃいけなくなってる部分ではあるなと思います。

そうやって頑張っても、Googleマップのレビューなんかにはあまり反映されないのに、それでも「低賃金労働者にすごい高度な事をさせてる日本のオペレーション」がそれでいいのか?的な話ですね。

個人的な意見として、社会のあちこちが「清潔さと高いクオリティ」が維持されてる事は日本社会の大事な要素だと考えていて、これからも続けていければと思ってはいます。