追加で現役世代が支払った税金も高齢者の医療に投入されまくっていることを理解するべきです。
2023年 東京財団政策研究所が実施した「日本経済と財政に関する国民調査」の結果を紹介します。日本人の多くは、財政が厳しい理由は社会保障ではなく政治家の無駄遣い(裏金・オリンピック・万博等)だと本気で思い込んでいます。
実際に日本の財政を圧迫しているのは、予算の1/3を占める社会保障給付金なのですが これはほとんどの人が知らないようです。
この国家予算からの社会保障の支出は「医療・介護・年金」も含んでいます。少子高齢化が進む中で、現役世代が負担する医療保険料や税金は今後も増え続けることが確実視されています。
財源不足を補うために政府は「いかにして現役世代の負担を増やすか?」について頻繁に議論する一方、高齢者にどのように我慢してもらうかの議論はほとんどされません。

クソニートくん
確かに高齢者に対して医療費かかりすぎだと思うけど、高齢者なんだから当然じゃない?

Murasaki
馬鹿なことを言うな。
「仕方ない」で放置した結果、現役世代から無限に奪い取っているのが現状だぞ。
高齢者が医療でお金を使うのは、確かに当然のことかもしれません。
だからと言って、現役世代から取り上げる金額を増やすことで現状維持することは容認できるのでしょうか?
そして、今の状態を放置した先にはとんでもないくらい未来が存在することを知っておくべきです。
ここからは、今の制度を維持しようとした結果何が起こるのか考えてみようと思います。