やばすぎるだろ。。。、
現役世代の手取りの浪費先:医療保険改革入門

陰謀論でも何でもない。ただただ利権を守るための構造がそこにあると理解してくれ。
これは、医療政策の決定権を医師側が握ることを意味し、結果として 医師にとって都合の良い政策が優先され、医療保険改革が進まない原因の一つ となっています。
例えば、診療報酬の引き上げや、医療機関への補助金の増額といった政策は比較的スムーズに進みますが、高齢者医療の自己負担増や医療費の適正化といった「支出を抑える改革」には強い抵抗が発生します。
さて、武見敬三氏ですが彼は自由民主党の議員でもあります。これが意味していることとは…
日本医師会と自由民主党の密接な関係日本医師会は自民党に対して最も献金をしている団体の一つであり、長年にわたって政界に強い影響力を持ち続けています。医師会からの支援を失うことは選挙において大きな痛手となるため、与党政治家たちは日本医師会の意向を無視できないのが実情です。
結果として、政府は医療保険制度の根本的な改革に手をつけられず、現役世代の負担は増え続けるという悪循環が続いているのです。
このような利権構造が改革の障害になっている限り、医療保険制度の抜本的な見直しは極めて困難です。
医療保障改革はめっちゃ大変だけど、やるしかない
これまで、医療にいかにして無駄が注がれているか?そしてその背景には強固な利権構造が存在することまで解説してきました。
明らかに維持が困難(維持するためには、現役世代に対して凄まじい負担が課せられる)ことを鑑みると、日本において最も大きなイシューの一つであると言って良いでしょう。
少しでも多くの人が、医療の問題点を理解し それによって行動変わっていくことを願って この記事を終わりたいと思います。
編集部より:この記事はMurasaki@論文解説お兄さん氏のブログ「Quantum Gun」2025年2月17日のエントリーより転載させていただきました。