実際研究では、医療が格安になり暇な老人が必要以上に病院が良いしていることが確認されています。

2014年 東京大学の重岡仁氏が発表した研究を紹介します。

70歳というカットオフ値の前後で、外来患者数や入院患者数の「ジャンプ」が観察され、特にひざの痛みなどの関節痛の患者が急増することを発見しました。

さらに続きがあって、自己負担割合が低下し、受診や入院の頻度が高くなっても、死亡率は変わらないことを発見しました。

この研究結果は、アメリカのランド州で行われたランダム比較実験の結果を補完する日本版の研究と言えます。

このように、医療が安くなり しかも働いていないので暇だから病院通いしている老人が大変多いですが、これを無駄な医療と呼ばずして何と呼べば良いのでしょうか。

クソニートくん
クソニートくん

たしかにw 病院は朝から老人だらけだもんなwww

Murasaki
Murasaki

このようにタダに近い金額で医療が提供されると、モラルの崩壊が起こるんだ。

さらに、他の研究でも「医療費を上げると受診回数が抑制される(ランド医療保険実験)」「医療保険がなくても健康被害はほとんどないかもしれない(オレゴン医療保険実験)」等の研究も存在し、高齢者にもう少し負担させても大きな問題になる可能性は低いでしょう。

【論文】高齢者の医療窓口負担を3割に増やしたら、彼らの健康は損なわれるか?
現役世代の負担が限界に達している社会保険料。その多くは高齢者に吸い取られています。 では、高齢者の負担を増やしたら何が起こるのでしょうか? 今回は、学術論文やOECDのレポートを元に高齢者一律3割負担の未来を考えてみたいと思います。

高齢者の医療窓口負担を3割にするだけで、医療費の削減は5兆円前後を見込まれており この改革を実行できるかどうかは「社会保障改革全般の資金石」になるでしょう。

健康増進

関連タグ