次に「本当に意味があるのか考えるべき」は終末医療です。

終末期の明確な定義は存在しないようなのでこのブログ用に定義すると「寿命を全うし身体が徐々に朽ちて死にゆく患者に、無理やり延命治療を施す医療行為」といった感じでしょうか。

クソニートくん
クソニートくん

え、、これって医療保険でカバーされるの?

Murasaki
Murasaki

意味不明だよな。

終末期の患者は、どんなに頑張って医療を提供しても 寄る年波を乗り切ることは不可能です。

なんなら本人の意思確認も困難でしょう。もしかしたら今の苦しみから解放されたくて、これ以上の医療行為を望んでいないかもしれません。

にも関わらず、胃に穴をあけて無理やり栄養をブチ込む治療(?)が他人の払った社会保険料で平然と行われているのが実態です。

引用源 : ONE PIECE 568話「勝手にしやがれ」

世界一の海賊と言われた白ひげ「エドワード・ニューゲート」ですら 戦いの最中突如吐血し膝をついて倒れました。

それだけ老化に逆らうことは困難なのです。

クソニートくん
クソニートくん

たまにONE PIECEの引用するよね。

Murasaki
Murasaki

小学生のとき、本気で海に出て七武海倒そうとしてたくらいだからな笑

では、終末医療にどれくらいのコストが掛かっているのでしょうか?

終末医療に関しての研究はいくつか存在するようですが、私のリサーチ能力では 少し古い研究しか見つかりませんでした。

いくつかの研究を統合した終末医療に関する研究の結果を紹介します。終末医療を死亡1ヶ月前の医療と定義すると、全体の3%ちょいくらいが終末医療によるコストであることが判明しました。

2000年、2005年、2007年の研究どれをとっても医療費の3%程度であることが結果として出ています。 ※2000年、2005年の研究は国民医療費全体の3%ちょい、2007年の研究では高齢者医療の3.4%であることに注意