ピーター・スカフィッシュ氏(SOL財団共同設立者・人類学者)

(画像=『TOCANA』より 引用)
UAPの地球規模の影響を科学・政策・倫理など多角的に研究する国際的な非営利シンクタンク「SOL財団」の共同設立者であり、UAPが人類社会に与える影響を研究しているスカフィッシュ博士は、こう語りかけた。
「UAPは国家間の安全保障課題であると同時に、人類全体の進化に関わる哲学的テーマでもあります」
スカフィッシュ氏は、政府関係者や軍関係者による数々の証言をもとに、「一部のUAPはNHIによるものであることが現実的に示されつつある」と述べた。そこには、元上院議員、宗教団体のリーダー、元情報長官といった証言者の発言も含まれており、今後の国際的な合意形成につながる可能性を秘めているという。
さらに彼は、次のような警告も発している。
「UAPが示すテクノロジーは、既存の軍事・エネルギー・通信の枠を超えています。人類がこの存在にどう向き合うかで、未来の安全と倫理が大きく左右されるかもしれません」
また、UAPは「人間の安全保障」という文脈でも語られるべきであり、未知の知性との対話・共存を模索する姿勢が今こそ必要だと提言した。
そのうえでスカフィッシュ氏は、日本がこのテーマに対して独自の視点と役割を持ちうることにも期待を寄せている。