ティム・ギャローデット氏(元海軍少将・元米海洋大気庁〈NOAA〉長官代行)

【UFO議連総会レポ】議員会館で交わされた衝撃証言の数々
(画像=『TOCANA』より 引用)

「UAPは科学の問題であると同時に、国家安全保障の問題でもある」

 そう語るのは、元海軍少将で米国海洋大気庁(NOAA)の要職を歴任したティム・ギャローデット氏だ。安全保障の実務に精通した立場から、UAPの現象がもたらす脅威に注目する。

 ギャローデット氏は、UAPには既知の航空・宇宙技術では説明できない事例が多数含まれているとし、それが「国家の意思決定、外交、軍事に対する根本的な影響を及ぼす可能性がある」と指摘。さらに以下の3つの政策提言を明確に打ち出している。

UAPに関する政府内の情報共有と透明性の確保
UAP調査・分析・報告のための専門機関設立
国際的な連携による研究・管理体制の構築

 また、ギャローデット氏もUAPの背後にNHI(非人間知性)の存在可能性があることも視野に入れ、「それを排除しないアプローチこそが科学的誠実さにつながる」と強調。日本との国際協力に強い期待を寄せた。