400億円を得ることで、中野サンプラザが抱える借金43億円と、中野区新庁舎建設のための借金116億円、併せて約160億円の借金を清算する予定であった。そうしなければ無駄に利子を払い続ける必要があるためである。
そこで400億円がなくとも160億円捻出できるのかが来年度予算の最大のポイントであったが、短期的に3・4年のうちに貯金が尽きるわけではないため可能である。
しかし中長期的にみれば、財政運営の手法を変更しなければ、破綻する可能性があり、抜本的な改革が求められる。
中野サンプラザの再開発、中野区の財政運営ともに本当に厳しい局面が今後続くことになる。