■東進側は「全て処分した」
過去にも数度、様々な機関の「淫夢案件」を調査・取材してきた記者だが、最も緊張するのが電話による取材の打診である。前出の通り「淫夢語録」はネット上で高い知名度を有しているが、それはネット上のあくまで「一部界隈」での話。
そのため、電話に出た人物が「淫夢語録を知らない」という確率の方が高く、「今回の件をどう説明するべきか?」という難題が付きまとうことになる。そこで今回も「人気のネットミームに似ていることから話題になっている」とだけ説明し、詳細について確認してもらうことに。
すると社内確認の結果、強い危機感を覚えたのか、取材を打診した当日に早々の回答が得られたのだった。
まず、当該のティッシュについて、ナガセの担当者は「東進本部が行っている公式のものではなく、ある校舎が自作し、配布していたものになります」と説明する。
また「担当者に確認したところ、元ネタとなる当該のネットミームを知らず、よく認識しないまま使用しておりました」との回答が得られたのだ。当該の配布物については「全て処分いたしました」とのことである。