18日 趣意書自写。「寛平遺誡」等写し成る。

20日 白鳥氏を訪ふて、方針を談ず。夜、国民道徳叢書を渉猟す。

22日 参内。天機伺。午後、教科方針研究。 26日 光雲寺に於て、猪狩・中村両氏と研究。

29日 『日本政記』抄。夜、『元田(永孚)翁進講録』を読む。

30日 青戸氏より『六史要覧』を借り、渉猟し了る。  31日 『日本政記』を読む。

8月

1日 白鳥氏と共に箱根御用邸に伺候。 3日 『日本政記』を読む。

4日 猪狩・中村両氏に商量し、次学期の教科梗概を定む。二三、参考書を読む。

【商量とは、 物事についてあれこれと考えることや相談すること、または相談して考えること】

5/6日 太田貞一氏は古歌の談あり。『明倫歌集』を借用。 7日 光雲寺集合。

8日 『青雲図賛』を松本真弦氏より借受、一読す。夜、『帝範』『明倫歌集』を読む。

9日 浜尾氏より招きに応じ、同邸に白鳥氏と鼎座し、八時間、歴史・倫理等の問題を談ず。

10日 午後、石川岩吉氏と談ずるところあり。『六史要覧』の写取を始む。『幼学綱要』を読む。『史稿』を渉猟。

【石川岩吉(1875生)は明治〜昭和期の教育家、後に国学院大名誉学長】

11日 『史稿』を渉猟。光雲寺に於て、猪狩・中村両氏と研究。夜、『幼学綱要』渉猟。『六史要覧』抄写、引続。

12日 『日本政記』論文を抄出し、六史(引続)。  13日 『六史要覧』引続。

14日 『史稿』再読。白鳥氏に抵り、談す。浜尾氏より有志意見書を貸与。『六史要覧』引続。

15日 上野奉迎。光雲寺に猪狩・中村両氏と研究。『六史要覧』写了。夜これを渉猟す。

18日 光雲寺に猪狩・中村両氏と会し、大に研究の歩を進む。有志意見書を精読す。

19日 『山鹿素行修養訓』渉猟。  20日『元田翁進講録』を読む。

21日 光雲寺に於て、猪狩・中村両氏と研究に従事す。

22日 長谷川昭道氏の『九経談総論評説』を読む。

24日 『大正修身訓』一読。服部広太郎氏を訪ふ。