北海道の道東、霧多布岬沿岸では、野生のラッコが数頭見られるようになり、季節になると子育てをする様子を観察できることも出てきました。

日本でもアメリカのように、野生のラッコをいつでも問題なく観察できる日が来るといいですね。数が増えることを祈りましょう。人間を警戒しなくなれば、近くまで寄ってきてくれる日も来るかもしれません。

ラッコは興味深い生態と可愛いルックスを持つ希少動物。水族館で簡単に会えるならこんな幸せなことはありませんが、一番の幸せは野生の状態で十分に増えてくれることです。

残念なことに、日本の水族館からはラッコが消える日は近づいています。

日本の水族館では見られなくなる日が近づいているラッコ
日本の水族館では見られなくなる日が近づいているラッコ / Credit: Wikimedia Commons

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参考文献

ラッコ 国立科学博物館
https://www.kahaku.go.jp/research/db/zoology/marmam/pictorial_book/e_lutris.html
ラッコ船 塩竈市役所 市民生活部 浦戸振興課
https://urato-island.jp/history/seaotter/
らっこちゃんねる
https://seaotter.jimdofree.com/

ライター

百田昌代: 女子美術大学芸術学部絵画科卒。日本画を専攻、伝統素材と現代素材の比較とミクストメディアの実践を行う。芸術以外の興味は科学的視点に基づいた食材・食品の考察、生物、地質、宇宙。日本食肉科学会、日本フードアナリスト協会、スパイスコーディネーター協会会員。

編集者

ナゾロジー 編集部