特に3/4のカナダ・メキシコへの関税の猶予期限切れ、4/2の医薬品・自動車・半導体への関税が重要イベントとなる。「アメリカ・ファースト通商政策」のための調査レポートの提出期限も4/1となっており、4/2の関税との関連は必ずしも明瞭ではないが、とにかくそのあたりに関税関連のヘッドラインが集中するだろう。3/12の鉄鋼アルミ関税はあまり不確実性がないと思われる。
直前に何らかのディールや軌道修正が成立する可能性ももちろんあるが、直前までそれを市場参加者が信じ続けた場合は発動にベットした方がオッズが良くなるかもしれない。
編集部より:この記事は、個人投資家Shen氏のブログ「炭鉱のカナリア、炭鉱の龍」2025年3月4日の記事を転載させていただきました。