秋田は4節(3月9日山形戦/NDソフトスタジアム山形)までアウェイ戦を強いられ、大半のクラブは開幕後も、関西や四国、九州のキャンプ地をベースに各スタジアムへ移動している。雪国クラブの選手は自宅に帰ることすらできないでいるのだ。家族に会うこともできないストレスは数値化できるものではないが、心理的負担は余りあるものだろうと思われる。

仮に2026/27シーズンからの秋春制で取り入れられる「12月第2週から翌年2月第3週」にわたるウインターブレイクがあったとしても、おそらくその前後はアウェイ連戦を強いられることは必至だろう。

サガン鳥栖 写真:Getty Images

南国クラブの2025シーズン第3節までの戦績

一方、開幕3戦中2戦をホームで戦えることが“保証”されている「南国クラブ」の成績を以下に示す。

J2:V・ファーレン長崎
第1節:ロアッソ熊本(PEACE STADIUM Connected by SoftBank)2-0○、第2節:レノファ山口(維新みらいふスタジアム)2-2△、第3節:ジュビロ磐田(PEACE STADIUM Connected by SoftBank)1-0○

J2:大分トリニータ
第1節:北海道コンサドーレ札幌(クラサスドーム大分)3-2○、第2節:いわきFC(クラサスドーム大分)0-0△、第3節:ベガルタ仙台(キューアンドエースタジアムみやぎ)0-2●

J2:サガン鳥栖
第1節:ベガルタ仙台(駅前不動産スタジアム)0-1●、第2節:ジュビロ磐田(ヤマハスタジアム)0-1●、第3節:FC今治(駅前不動産スタジアム)1-4●

J2:ロアッソ熊本
第1節:V・ファーレン長崎(PEACE STADIUM Connected by SoftBank)0-1●、第2節:北海道コンサドーレ札幌(えがお健康スタジアム)3-0○、第3節:RB大宮アルディージャ(えがお健康スタジアム)0-4●