外国人についての問題の多くは国民についても、義務を怠ったり不正を放置している、不正をしてもやった者勝ちになっている現状にあります。

生活保護についても年金受給者とのバランスでおかしいことも多く、たとえば、医療費が無料なので、生活保護であるが故に庶民は諦めざるを得ないような高額医療を受けられるケースも現実にあります。

また、かつてみたいに本当の最低生活のみを保障するのでなく、もうすこし人間らしい生活ができるようになっていますから(かつては車やエアコンも大学進学もダメでした)、生活保護を複数段階にして、生命維持がぎりぎりできる程度から、それなりの水準の内容まで段階をつけていいように思います。

そうした手当をしたうえで、外国人特有の問題があれば対処すべきかと思います。生命保険,医療保険に入る場合でも既往症などについてチェックはありますし、保険金が払われない例もあるので同様の対応は可能かと思います。

そうしたところ、いろんな方から意見をいただいたが、とくに、元滋賀県湖南市長の谷畑英吾さんから、詳細なコメントを頂いた。素晴らしい内容だったので、紹介します。

また、ほかの方の指摘や私が少し調べたところ、日本人が国保に入るべきなのに入っていない場合に、論理的には市町村から催告が行われ、場合によっては差し押さえがされルはずだが、現実には見逃されることが多いようだ(市町村によって扱いに大きな差がある)。また、入らないとか、入っても保険料を滞納した場合も2年で時効となる。

私は高額医療については、不慮の事故とか別にすると、日本人も含めて加入後たとえば1年以上経たないと適用しないとか、減額給付しかしないようにしたら、外国人の問題もだいたい解決するように思うのである。

私は外国人問題のほとんどは、日本人の一部に行われているような、ずるしてもやり得になることが多い制度を高額のペナルティなどで阻止する制度の欠陥を改める契機にすればいいし、そのことで解決すると思うのである。