そこで、私なりに考えて見て、以下のような問題提起をFacebookで行って意見を募集した。

私の昨日の投稿

玉木さんが問題提起して話題になっている、外国人が日本に来て短期の滞在で高額医療にかかり、高額療養費制度の適用を受けているという指摘について考えて見ました。詳細に勉強したわけでないですが、少し問題を整理するとこういうことだと思います。

間違いが無いか、また、御意見もいただきたく思います。(具体的な議論をしたいので一般的な外国人問題のコメントは堅くお断りします)

外国人が三ヶ月以上の長さの就労ビザや留学ビザで入国すると国保に加入することができます(というより義務)。そのことは、国際的に普通の制度ですから問題ありません。それどころか、外国人は若い人が多いので、平均より医者にかかることが少なく、国保会計にはむしろ貢献しています。

また、実際には病気の治療が目的で通学や就労してなければビザも取り消されるし、医療費の保険負担も返還請求されます。

しかし、いちおう、通学や就労していると排除できません。

また、高額療養費制度の利用も国保制度の一環ですから外国人だけ排除するのも不適切です。

また、この問題は、日本人にもあるのです。つまり、これまで国保に入る義務があるのに入っていなかったのに、大病になったので急いで入る人もいます。また、若いときは通常、保険料より医療費が安いので入らない人も多く、高齢になったから入る、病気になったら入る人も多いわけです。

こうした不公正な実態を排除しようと思えば、マイナー制度の精緻化を進め、国保に自動的に加入させるとか、加入しない場合に厳しい罰則を課すとかすべきですし、また、高額療養費制度の適用は加入後、一定期間たったのちしかしないとか、加入以前に罹患していたり、事故にあったりしていた場合も排除するとか減額するとかをすべきなのです。そうすれば、外国人の不適当な利用も防げます。