宇宙鏡の夢は終わったのか?
この失敗により、ズナーミャ計画は終了した。シロミャトニコフはさらに巨大な70メートル級の「ズナーミャ3」を構想していたが、資金調達のめどが立たず計画は頓挫した。彼は2006年に亡くなり、宇宙鏡の夢は彼とともに終わったかのように思われた。
しかし、その理念は今もなお生き続けている。人工衛星による太陽光発電、夜間農業支援、災害救助における光源技術など、宇宙鏡のアイデアはさまざまな形で未来の科学技術に影響を与えている。
かつての宇宙開発の夢が、新たなテクノロジーによって再び実現する日が来るかもしれない。
提供元・TOCANA
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