後で紹介しますが、僕は元々プロレスよく知らなかったけどここ二ヶ月ぐらいネットフリックスのWWEのドキュメンタリーとか見てだんだんハマってきてしまったタイプなんですが、この「ストーンコールド・スティーブ・オースチン」のキャラクターはめっちゃいいです。人気あるのわかるなーっていう感じ。
有名なシーンがあって、ある大会で優勝したスティーブ・オースチンが、決勝の対戦相手ジェイク・ロバーツが「改心したクリスチャン」キャラを売りにしていた事に乗っかって、優勝者インタビューで以下のような台詞をいうんですね。
お前みたいに聖書に祈ってたって何の意味もねえ、ヨハネによる福音書3章16節とかくそくらえだ!教えてやる、オースティン3章16節は、『敵のケツをぶっ飛ばせ!』だ!
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『John 3:16(ジョン・スリーシクスティーンと読む)』っていうのは聖書の「ヨハネによる福音書3章16節」を意味していて、雑にいうと「神を信じる者は永遠不滅だ」みたいなことが書いてある有名な節で、アメフトの観客席とかに宗教に熱心なファンがプラカードで掲げる事があるそうです。
それに対して、
そんなの意味ねえ!教えてやるぜ、”オースティンスリーシクスティーン”は、『敵のケツをぶっ飛ばせ』だ!
って言ったシーン(ジョジョの台詞みたいでいいですよね)がめちゃ評判になって、次の日から観客席に『Ausitn 3:16』っていうプラカードとかTシャツが溢れるのとかすごい面白いなと思いました。
この「Austin 3:16」とか、
“And that’s the bottom line, ‘cause Stone Cold said so!” これが結論だ、なぜなら(俺=ストーンコールド)がそう言ったからだ!
っていう決め台詞とか、当時の「アティチュード時代」のかっこよさ、面白さが詰まってるように思います。
なんかこのカルチャー、『たった一つのシンプルな答えだ・・・てめーは俺を怒らせた』型のジョジョの世界観と共通してて僕はすごい好きでしたね。