実質賃金はここ6、7ヶ月、インフレ率を着実に上回っている。ドル建ての平均賃金は300ドルから1,100ドルになり、不可能と思われたことが達成された。

貧困率は20%以上から8%から9%へと下がった。つまり、ここ数カ月で800万人のアルゼンチン人を貧困から救い出したのだ。

貧困状態に陥っていた人々は、左翼組織によって奴隷状態されていたがそれを全てなくした。

以前は、国が貧困層へ支援するのは、仲介者(左翼組織)を通してだった。 左翼組織は国からの支援金をピンハネし、全額ではなく一部しか対象者へ渡さなかった。

さらに、社会補助対象者は、左翼組織によって無理やりデモに参加させられたり、道の封鎖をさせられたりした。人身売買の事件もあった。

つまり、貧困層は「政治的に動かなければお金も食料品ももらえなかった」。このようなケースは全国にあり日常茶飯事だった。

そのため、以前のままでは、アルゼンチンでの貧困率は増える一方だった。

ポピュリズムは貧乏人が大好きだ。それは、貧乏ビジネスで大儲けできるからだ。左翼は、貧困層を増やしていただけだ。

彼らによって急増した貧困層に落とされてきた人たちを、一時的にしっかりとサポートをすることは必要。経済の回復の中で、貧困層から脱却してもらいたい。

私たちはインフレを下げただけでなく、失業率も下げている。貧困率も下げている。経済活動も去年より良くなっている。

政治カーストがずっと不可能だと言い続けていた事を、私たちはうまくこなしている。だから信じてほしい、今の道を続ければ、今年の成功は氷山の一角となる。

3. 中央銀行の閉鎖について

※リバタリアンのハンス・ヘルマン・ホッペは、

「中央銀行を最初から閉鎖していれば一番簡単で全てが解決できていたのに、ミレイはそれをしていない」

と、ミレイを批判している。

これに対して、ミレイは「アルゼンチンの現実の正しい情報をきちんと把握していない」として以下のように反論。