有利子負債とマネタリーベースは中央銀行にとって負債になる。
中央銀行を閉鎖すれば、負債を0にしなければならないが、その為には以下の2つの道しかない。
A.国債による吸収(負債を国庫に移動)(”ひとつは、債務を償還するか、金融負債を償還してゼロにする方法。”)
B.ハイパーインフレを起こす インフレが無限に上昇すれば、負債はほぼ0に等しくなる
もし、ハイパーインフレになれば、それこそキルチネル派が狙っていた事が起きる。つまり、ストライキがおき、労働組合や左翼メディアが騒ぎ、当然、国民からの政権支持は失落する。
だから、中央銀行の貸借対照表の健全化、フローとストックの健全が、最初に必要なのだ。
それをせずに無責任に中央銀行を閉鎖すれば、敵(左翼たち)が狙っていた「バカリバタリアン」になり、政権と自由主義思想は、どちらも完全に潰されるだろう。
私は以前から、中央銀行の閉鎖には少なくとも4年かかると言っている。まだこの政権は、1年しか経っていない。
中央銀行のバランスシートの健全化も順調だ。
通貨の自由競争も現在実行中で、経済に好影響を与えている。
(※注:支払方法等の関連ニュースが毎日出ています。)
市場の自然な動きで、ペソよりドルが市場で使われるようになるだろう。 そうなれば国定通貨を保ち続ける意味がなくなる。
そして、「税金がドルで払えるようになる」と発表されれば、中央銀行は過去のものとなるだろう。
ドル化と言われるが、「通貨の自由競争」だ。
ドルよりもっといい通貨があれば、 国民がその通貨を使い始めたら、その通貨がメインになるシステムだ。
一旦、今後の投資によってたくさんのドルは入るが、そのドルを国内で回る刺激を与え、自然にドルが経済と一緒に回るようにすることが一つの目標だ。
4. 減税について減税は、2025年も続く。
黒字を出し続けながら、納税者の税金を軽減していく予定だ。