一時的に大きな税収があった場合は国が積み立てるが、その税収が継続的になれば、減税をする。黒字無しの減税は不可能だ。
国民が支払う税金をなるべく減らしたいので、国予算の提出の仕方を変更したい。従来の固定された予算額ではなく、別の形でダイナミック的に動く予算を目指している。国家が小さく効率がよくなれば、公費が減少し減税が可能になる。
私たちはこの成長とともに、ますます「小さな国家」を目指している。
私たちは、国庫を賄うための税金であるシニョレッジを根絶した。
今後は、税の種類を6つだけにする予定であり、現在その法案の詳細を調整中である。
5. 自由主義について私たちは自由主義の立場から、中央銀行は害にしかならない機関だと考え、通貨競争システムを信じている。
それに、私はリバタリアンの中でも無政府資本主義者なので、「国家は税金という強制的な収入源で生活している犯罪組織」「国家は国民にとって暴力的な組織だ」という考えを持ち、「国家は小さければ小さいほど、国民の自由が拡大し、全員がより良くなる」と信じている。
しかし、この考えの実現には、この世界の現実という限界があるので、それは不可能なことだとよくわかっている。
それでも、国は民間に介入せず、邪魔をせず、民間は自由に競争しなければならない、と信じている。
6. アルゼンチンは、自由主義によって未来は明るい現在RIGI(大型投資奨励制度)で、120億ドル程の投資申請が届いている。
直近のイタリア訪問で、30億ドルの投資計画も得た。
アメリカと自由貿易協定を目指していて、(アメリカ側からも同時に発表された)これは実現する可能性が高い。
国会議員には、自由前進の議員は上院に15%、下院に10%しかいない。それにもかかわらず、アルゼンチン史上最大の改革を実行できている。
法案に賛成してくれた他の議員たちに、大きく感謝の気持ちを伝えたい。
ありがとうございました。