「左派政党以外も普通に女性候補がいる」状態が常態化してきているし、「伝統的左派政党の男性中心主義」も「右に対するのと同じレベルの圧力で等しく批判される」ようになってくれば、女性の意志を「排除」する理由が根底的に消滅していく流れが徐々に進行していく。

あとは、日本社会で「普通に出世」して、「日本社会が持っているローカルのリアルな課題」に対して”具体的で地に足ついた問題意識”を持っている女性の意見を、もっと取り入れていきながら「具体的な解決策」の方につなげていけるかどうか、が「次のチャレンジ」ということですね。

そういう意味では、気づいたら最近、僕の寄稿依頼をしてくれるメディア側の担当者の人はそういう「ミドル世代の女性」が多いな、というように感じてます。

この記事で紹介した梶原麻衣子さんもそうですが、来年2月7日に出る新刊を企画してくれたのも、中央公論新社のベテラン編集者の女性だし、来年からダウ・ジョーンズと読売新聞が提携してスタートする以下のメディアに寄稿依頼されてるんですが、このメディア全体の統括をされている部長さんも女性です(組織人経験が少なすぎて僕はいまいちピンと来ないんですが、ガチ日本の伝統会社で、ブチョウさんって相当エライんですよね。そういう層にちゃんと普通に女性が出世するようになってきて、情勢はまた変わるだろうってことですね)。

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これ↑すべての日本語記事が英語翻訳されて世界でも配信されるという野心的なチャレンジなので、凄く楽しみにしています。