ただまあ、「左翼側の視点」から見ると、以下のようにまとめられていて、「何の問題もない」というわけでもないという話ではあるんですよね(結構勉強になったのでご興味があればクリックして長文読んで見ると良いと思います)。
週刊文春「誤報」の件、初報段階では情報源はX子さんの知人で(すなわちX子さんからの伝聞だったため記憶違いや解釈違いが生じて)それが「誰から誘われたのか」という重要な情報の間違いになってしまったんでしょうね。それ自体は大きな問題だと思いますが、1/25の記事を読むとA氏が中居氏と被害女性… pic.twitter.com/8fRebZwNT5
— 津田大介 (@tsuda) January 29, 2025
正直言って文春はやり過ぎと個人的には思いますが、ただこれだけ「世論が盛り上がる」「スポンサー撤退が相次ぐ」ということは、「この一件はともかくとしてトータルで見た時の性加害問題みたいなのは日本社会全体で普通に対処できるようにしていきましょう」という話になってるということではあるのだと思います。
それは、「狂気」というとちょっと言葉が良くないですが、「現状の社会の惰性のままでいくと無視されていた部分」を、強い思いで持って「変えていく」エネルギーとして今の社会を駆動してはいるということなのかなと。
その上で、このxポストで書いたように、
昔は「性加害するのは保守派の人間だけ」というファンタジーがまかり通っていたけど、今はSEALDsに入れあげていた映画監督(園子温)みたいな人だって性加害は普通にすることが可視化されて、「右と左の政治闘争」と「性加害問題」がちゃんとデカップリング(分離)してきた事は大きな進歩。↓
— 倉本圭造@新刊発売中です! (@keizokuramoto) January 27, 2025
「右と左の政治闘争」とは分離したところで、「普通になんか問題あったんなら第三者委員会で適切に裁いてくれたらいいですよ」というモードに決着しつつあるのはまあ良いことなのだと思います。