昨季期限付きで他クラブへ出ていた選手も含め楽しみな選手たちがチームへ帰還したが、流出した選手たちの穴を埋めたとは言い難いことから戦力ダウンが心配なクラブ2位とした。一方で、MF近藤友喜やDF馬場晴也ら成長著しい選手たちがチームに残留したことからJ2を戦えるだけの戦力は有していると言える。手痛い選手の移籍という逆境を跳ね返し、J2で上位争いに食い込めるか注目だ。
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1位:サガン鳥栖
主なOUT選手
- GK朴一圭(横浜F・マリノスへ完全移籍)
- DF山﨑浩介(横浜FCへ完全移籍)
- DF原田亘(柏レイソルへ完全移籍)
- DFキム・テヒョン(鹿島アントラーズへ完全移籍)
- DF木村誠二(期限付き移籍期間満了に伴いFC東京へ復帰)
- MF藤田直之(引退)
- MF中原輝(清水エスパルスへ期限付き移籍)
- MF福田晃斗(契約解除)
- FWマルセロ・ヒアン(FC東京へ期限付き移籍)
- FW富樫敬真(アトランタ・ユナイテッドへ完全移籍)
主なIN選手
- GK泉森涼太(鹿児島ユナイテッドより完全移籍)
- GKヤン・ハンビン(セレッソ大阪より完全移籍)
- DF長澤シヴァタファリ(水戸ホーリーホックへの期限付き移籍より復帰)
- DF小川大空(愛媛FCより完全移籍)
- DF森下怜哉(愛媛FCより完全移籍)
- MF新井晴樹(水戸ホーリーホックより完全移籍)
- MF西澤健太(清水エスパルスより完全移籍)
- MF西川潤(セレッソ大阪より期限付き移籍)
昨季のJ1リーグを最下位で終え、2012シーズンから13シーズン守り抜いたJ1の座から陥落したサガン鳥栖。昨季は序盤から勝ち点の積み上げに苦しみ、さらに夏には中心選手たちが相次いで他クラブへ移籍した。8月には監督交代に踏み切るもチームの好転にはつながらず、第34節が終了した時点でJ2降格が決定していた。