イタリア代表としても各年代でプレーし、2022年にA代表デビュー。通算28試合に出場し3ゴール6アシストを記録している(2月3日時点)。代表でも左サイドのレギュラーとして定着しつつあり、さらなる活躍が期待されている。
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ヨシュコ・グバルディオル(マンチェスター・シティ)
2002年生まれのクロアチア代表DFヨシュコ・グバルディオルは、2023年8月からプレミアリーグのマンチェスター・シティに所属。ポジションは主にCBと左SBとしてプレーしている。
強靭なフィジカルを持つグバルディオルは、ディナモ・ザグレブ(クロアチア)のユースアカデミーで育ち、2019年にトップチームデビュー。2021年にブンデスリーガのRBライプツィヒへ移籍し、CBとして成長を遂げた。2023/24シーズンにはシティに移籍し、背番号24を背負っている。
クロアチア代表としては、各年代別代表を経て、2021年にA代表デビュー。UEFA欧州選手権(ユーロ2020)では、グループステージ全試合に左SBとして先発出場しチームのベスト16進出に貢献。2022年のW杯では、CBとして全試合に出場し、3位入賞に大きく貢献した。グループステージで敗退となったユーロ2024でも左SBとCBを器用にこなしながら全試合に出場している。
グバルディオルは、シティのジョセップ・グアルディオラ監督によって大きく変貌を遂げた選手の1人でもある。シティ加入当初から左SBとしてプレーしており、より攻撃的な役割を担うようになった。特にゴールに絡むプレーが増え、通算76試合に出場しDFながらも10ゴールを記録している。
現在ではポジショニングの向上と攻撃面での鋭さを加え、左足から繰り出される正確なパスやビルドアップ能力に優れ、守備だけでなく攻撃の起点となるプレーも得意としている。