DF畠中槙之輔(セレッソ大阪へ移籍)やDF上島拓巳(アビスパ福岡へ移籍)、DFエドゥアルド(V・ファーレン長崎へ移籍)など主力として最終ラインを支えた選手が軒並み流出し厳しい冬となった横浜FM。キニョーネスの活躍がチーム躍進のカギを握っていると言っても過言ではない。
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DFジェイソン・ゲリア(アルビレックス新潟)
- 国籍:オーストラリア、ウガンダ共和国
- 年齢:31歳
- 前所属チーム:メルボルン・ビクトリー(オーストラリア1部)
7人目は、かつてジェフユナイテッド千葉で3シーズン(2018~2020)のプレー経験がある現オーストラリア代表DFジェイソン・ゲリア。右サイドバックやセンターバックとしてプレーすることが可能であり、対人戦では無類の強さを見せている。ポジショニングも上手く危機回避能力の高さが窺える。守備面のみならず攻撃面においてもスピードを活かした縦への突破力など魅力的な面が多い。昨シーズンは公式戦17試合出場1ゴールを記録しており、攻守において活躍が期待される。
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DFパトリック・ウィリアム(京都サンガ)
- 国籍:ブラジル
- 年齢:27歳
- 前所属チーム:リオ・アヴェFC(ポルトガル1部)
8人目は、京都サンガに加入したDFパトリック・ウィリアム。187センチの高さを活かした空中戦の強さや絶妙なポジショニングの良さ、インターセプト能力の高さで前所属のリオ・アヴェでは鉄壁の守備を構築してきた。
昨季55と失点の多さが目立った京都。それを改善するための補強と言えるだろう。4バックのセンターバック2枚には昨季の軸だったDF宮本優太やDF鈴木義宜、DFアピアタウィア久やDF麻田将吾がいる。しかし、ポテンシャルだけで言えば間違いなくウィリアムがチームで一番だろう。今季、京都の躍進は前述の選手をはじめとした「ディフェンスの安定」にかかっている。
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DFカエターノ(ヴィッセル神戸)
- 国籍:ブラジル
- 年齢:25歳
- 前所属チーム:SCコリンチャンス・パウリスタ(ブラジル1部)