昨季13位の浦和ではセンターバックでの活躍が期待され、空中戦の強さで相手プレーヤーのチャンスの芽を摘むことはもちろん、ボールを前線に運ぶ能力や足元の技術の高さなど攻撃面でもチームを活性化させることが期待される。今夏のFIFAクラブワールドカップ2025に向けても世界基準のセンターバックが加入したことはチームにとって非常に大きな意味を持つだろう。
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GKカウンゼン・マラ(町田ゼルビア)
- 国籍:ミャンマー
- 年齢:22歳
- 前所属チーム:産業能率大学
3人目は、Jリーグ初のミャンマー国籍プレーヤー誕生となった町田ゼルビアからGKカウンゼン・マラ。東京ヴェルディの下部組織時代に、現在シント=トロイデンVV(ベルギー1部)で活躍するMF藤田譲瑠チマやMF山本理仁らとプレーした実績を持っている。190センチの長身を活かしたハイボール処理に自信を持っている事はもちろん、シュートストップや左足から繰り出される正確なフィードが持ち味である。
スポーツ一家で育ったマラ。父親のマウン・ミャトゥ氏はバレーボールの元ミャンマー代表で、妹のイェーモン・ミャさんもバレーボールの強豪校・下北沢成徳高校で主力選手として活躍した後、今年1月にはプロ選手としてSVリーグのデンソーエアリービーズに入団した。
マラは町田の公式サイトで「海外にルーツを持つ多くの子どもたちが憧れを持つ日本を代表するGKになります」とコメント。町田には昨季チーム最多の37試合に出場したGK谷晃生がいるが、このルーキーに秘められたポテンシャルはチーム髄一であるとも感じられ、今後も目が離せない。
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GKイ・クンヒョン(川崎フロンターレ)
- 国籍:韓国
- 年齢:18歳
- 前所属チーム:輔仁高校(韓国)