ここで1つ疑問が沸く。STVVのサポーターやジュピラー・プロ・リーグ側は、DMMの事業について細かく調べたのだろうか。近い将来オランダ1部エールディヴィジと統合し、ベネリーガ(Be Ne Liga)が創立されることが内定しているベルギーリーグだが、クラブのオーナー企業がAV配信会社と知り、そのコンテンツの内容を目にしたならば、反応が変わる可能性はないだろうか。
何も大上段から、アダルトビデオなどまかりならん!などと言うつもりはない。筆者とて、かつてお世話になった世の男性の1人だ。ただ、子どもも対象に含むエンターテインメントでもあるサッカーとの親和性の面で強烈な違和感が残る。
STVVが日本サッカー界に残した貢献は非常に大きいものだ。そしてその志も尊敬に値する。今後も長きにわたってサッカーに関わってもらいたいからこそ、DMMには「アダルトコンテンツとの完全なる決別」が望まれるのではないかと思われる。