2020/21と2021/22シーズンにはUEFAヨーロッパリーグ(EL)にも出場し、欧州の舞台で経験を積んだ。また、2022/23シーズンのベルギーカップではチームの優勝に貢献し、自身にとって初となる欧州でのタイトルを手にした。
2023年6月、アントワープを離れイングランド2部のバーミンガム・シティへ移籍した三好。2024年8月にはブンデスリーガのVfLボーフムへと移籍し、現在もドイツで挑戦を続けている。
7位:鈴木優磨(シント=トロイデン)
在籍年:2021-2023
通算出場試合数:69(5,935分)
FW鈴木優磨(現鹿島アントラーズ)は、2019年にJ1の鹿島アントラーズからシント=トロイデン(STVV)へ完全移籍を果たした。ベルギーでは即戦力として期待され、加入初年度からリーグ戦に出場。持ち前のアグレッシブさと高い決定力を武器に、攻撃の中心選手として存在感を発揮した。
2019/20シーズンは、リーグ戦24試合に出場し7ゴールを記録。翌2020/21シーズンには、34試合で17ゴール4アシストを挙げ、リーグ得点ランキングで上位に名を連ねる活躍を見せた。これにより、欧州各クラブからの注目を集める存在となった。
しかし、2021/22シーズンは移籍交渉が長引いた影響もあり、クラブ内での立場が微妙になり出場機会が減少した鈴木。2022年1月、鹿島への復帰を決断し、ベルギーでの挑戦を終えた。ベルギーで培った経験はキャリアに大きな影響を与えただろうが、もう少し長い期間、欧州でのプレーを見たかった選手であった。